株式会社BREED(ブリード)は二人の昆虫バカの出会いから誕生しました。

生まれつき虫が大好きで、物心ついた頃には、すでに虫を追いかけて野山を駆け回っていた、根っからの昆虫好きだった野平英一郎と浅野敬治。

野平英一郎は、生まれ育った九州・鹿児島の山奥で、毎日のように木に登りクワガタやカブトムシ、セミなどを追い求めていました。生まれ持った人並み外れた運動神経・身体能力は、小学5年生の走り幅跳びの授業中、なんと砂場を飛び越してしまい先生を驚かせたほどです。およそ登れない木は無かった野平英一郎には捕まえられない昆虫、クワガタ・カブトはいませんでした。

浅野敬治は、岐阜の下町で生まれました。幼稚園の時に親に買い与えられた全10巻の図鑑のうち、昆虫図鑑だけを毎日読み続けたため、小学校に上がる前には昆虫図鑑だけがボロボロになり、バラバラに壊れてしまったほどでした。案の定、小学生の頃にはクラスメイトから「昆虫博士」と呼ばれ、先生さえも「虫のことは浅野くんに聞け」と言われるほどでした。

そんな二人が出会ったのは2004年のこと、労働組合の委員長まで務めた大手企業を、野平英一郎は退社し、友人が営んでいた昆虫ショップを引き継ぐ形でくわがた村を開業したのです。そこへやって来たのが、趣味でオオクワガタを飼育していた浅野敬治でした。幼い頃より昆虫への造詣にかけては誰にも負けないと思っていた浅野でしたが、野平のさらに上をいく昆虫への情熱に非常に大きな衝撃を受けたのです。すぐに意気投合した二人は一緒にオオクワガタ採集へと各地へ出かけるようになりました。同時に浅野は野平とのオオクワガタ採集の模様を昆虫雑誌へと寄稿するようになったのです。

関東、中部、関西、中国、四国、九州など足繁くオオクワガタ採集に出かけながら、野平英一郎はオオクワガタの採集技術を磨いてきました。浅野敬治はオオクワガタの生息状況や、オオクワガタを取り巻く生息環境などを執筆し誌上で公表してきました。一方でオオクワガタを中心に様々な種類のクワガタ、カブトムシの飼育を繰り返し、蓄積させたノウハウを生かしてオリジナルな飼育用品の開発・販売も行ってきました。と同時に公共団体や民間団体、一般企業などから昆虫を活かしたイベントの依頼を受けるようになり、さまざまな場所にて昆虫イベントの企画・開催も手がけてきました。

テレビ番組の取材なども受けるようになった野平と浅野は、昆虫採集や昆虫飼育などの文化をさらに日本中に広め、日本の文化として後世へと継承させていくために、昆虫のイベント企画・開催・運営会社として株式会社BREEDを設立。昆虫を通じての社会活動を本格的に開始しました。

昆虫は地球上で最も繁栄している生物、種族です。ともすると嫌われたり、邪魔者扱いをされる昆虫ですが、昆虫が生息できないような環境では人間も住むことができません。昆虫と人間とは切っても切れない共存関係にあるのです。また昆虫の生態や生活を研究することにより、人間生活にとって非常に有益な多くの情報や知識を得ており、それらが私たち人間の生活の中で、さまざまなノウハウ・技術として活かされているのです。 昆虫と人間とが正しい関わりあい方を続けていくことが、今後も人間が生きていく上でとても大切なことなのです。株式会社ブリードでは人と昆虫との最適な関わりあい方、楽しい昆虫との付き合い方を広めていくことにより、豊かな人間生活の存続に寄与していきたいと考えております。
株式会社ブリード

〒501-0445 岐阜県本巣郡北方町柱本南2-112

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